12月の半ばの休みに「ゆったり会津 東武フリーパス」という鬼怒川温泉エリアから会津エリアがフリー区間になるフリーパスを使って日帰りの旅をしてきました。
ゆったり会津 東武フリーパスはこちら↓
ゆったり会津 東武フリーパス | おトクきっぷ | 電車の旅-東武沿線おでかけ情報
浅草から喜多方の往復は6990円となります。
移動全体地図はこんな感じ。(googleのルート案内では朝一のきぬがわになっちゃってるけど、行きは特急じゃないんですわ。快速です)
片道250kmの日帰りの旅です。
まずは6時20分発の快速 東武日光・会津田島行きを確認。5番線から。
なお、会社の乗り物好きの同僚と行ったのだが、入線は6時4分と行っていた。
まだ同僚は来ておらず、せっかくなので浅草駅の周辺を散策。といっても駅の周りだけ。
浅草駅の外観。百貨店の松坂屋の中にあるなんて、すごいな。
駅前の吾妻橋。
夜明けまで時間がある、冬だな~。
じつはまだ一度も登ったことが無い。。。。
さて、駅に戻り、改札内を同僚がウロウロしていたので合流。
快速の入線の写真を撮ったのでウロウロしはじめたとのこと。
さすが本気のやつはすごい。
6時20分発の快速 東武日光・会津田島行き5番線に入線ずみ。
まだ行き先は回送のままだ。
先頭車両の先の線路。
駅の中もそうだけど、すごいキツイカーブだ。
同僚いわく、カーブがきついので6両以上の編成は浅草駅には入線できないんだとか。
しかも、乗車ドアとホームの間に板をおいて、隙間に落ちないようにしている。
たしかに隙間が広すぎだ。。。。
もう夜明け。
行き先も会津田島にかわった。
この電車は先頭は会津田島まで行くのだが、後ろの車両は下今市で別れて東武日光に、真ん中の車両は新藤原で別れるという、会津方面に進めば進むほど編成が分かれて短くなっていく都会に住んでいながらも、旅情あふれる運行なのです。
さて、定刻6時20分に出発!
車内はそこそこの乗車率。満席じゃあない。
知る人ぞ知る路線なのかな。
浅草といいつつも、車内はローカルな感じが漂う。
まぁ、私もボックスシートでみかん食べてるし。
利根川を越える頃にはだいぶ明るくなってきました。
この山はなんだろう?筑波山かな?(さいたまに親族が住んでいて、見える山といえば筑波山といつもいっていたもので。。。。)
しかも、富士山も見える!
栃木にはいると霜がすごい!
しかも霜なのに、湯気みたいなものが立っている!
下今市で東武日光行と別れて、次は新藤原駅で新藤原行きとお別れ。(新藤原駅8時46分到着)
けっこう思いっきり分けるのね。
向かいのホームは会津鉄道。
トンネルとか田舎の路線にしては新しいなぁ~なんておもってたら、野岩鉄道って平成になって開通(wikiによると昭和61年開通)なのね。
しかも工事着工してから、凍結されて、再開とかって、なんか紆余曲折ある路線なんですね。
ただ、野岩鉄道が持っている車両には今回、1度も乗車せず。
湯西川温泉駅を越え五十里湖。
湯西川温泉駅はトンネルの中にあって、トンネルの先がいきなり湖の橋梁!
トンネル抜けたら雪景色~って感じで、いきなり風景がかわる。
上三依塩原温泉口(かみみよりしおばらおんせんぐち) 9時14分着。
もう雪が半端ない!ホームが見えないくらい積もってる!
ちなみにむかいがわのホームにあるトロッコ列車に復路で乗る予定。
ほんとうはこの近辺(いっこ隣の中三依温泉駅)の秘湯感あふれる温泉にはいるつもりだったが、この雪では危ないということで、帰りに鬼怒川温泉に変更。
こーゆーときに、鉄道に詳しい同僚がいると助かる。鉄道以外は融通きくからね。
なにがなんでもこの温泉にはいらなきゃ!っていわれても歩けないわい。
もちろん、逆にこの列車に乗りたいからって縛りが強いことは強い。
会津高原尾瀬駅から会津鉄道に乗り入れ、会津荒海駅(あいづあらかいえき)9時36分着。
ここまでくるとホームどころか、駅も雪に埋もれそう。
すごい豪雪地帯だ。
ほんと、この線路を開通させた人達はすごい。
浅草駅から3時間25分。
路線図にもギリギリ浅草駅が入ってる。
片道3140円か~。
ってことは、今回の6990円はこの先の分も入っているからお得といえばお得だなぁ。
この後、浮いた分は帰りの特急代1000円になります。
会津田島駅からはマウントエクスプレスに。10時発の会津若松行に。
同僚いわくマウントエクスプレスの車両だとか。
うん、よくわからん。
おじさんは会津の日本酒で体をあたためるのぢゃ♪
生酒です。
なにを隠そう、私は前日も終電過ぎまで飲んでいたため、会津田島までは健康的にスポーツドリンクとみかんだけでした。
同僚はビールがぶがぶ飲んでいたので、ここで追いつくためには現地のお酒!ということで、会津の電車旅らしくこのお酒が会津若松までの御供です。
けっこう辛口にちかいかな~。
私はこの味、嫌いではありません。
会津酒造のホームページはこちら↓
この会津鉄道、けっこう哀愁ただようのよ。
列車のあとにお辞儀する人とか。
今昔の別れ?とか・
そんな旅情にふけりつつ、JR只見線・JR磐越西線に乗り入れて会津高松駅に到着(11時7分)
浅草から4時間47分。
さすが会津若松は時刻表もいっぱいある。
そーいえば只見線はまだ復旧していないんだね、バスで代行やってるって言ってました。
復旧はするのかなぁ。。。
そして出口もいっぱい?なんじゃ???
会津若松駅の目の前にある定食屋さんで昼食。
天そばにしました。
しぶいね~、さすが駅前一等地!
会津若松駅はあまり雪ありませんでした。
さて、会津若松駅からは会津ライナーに乗ります。(12時6分発)
JRのスペーシア車両として使われていたものらしい。
同僚の目的の一つがこれだとか。
たしかに昔、新宿で見かけた車両だなぁと記憶をたどる。
たしかにこの車両の写真を撮る人の多いこと多いこと!
まだ会津若松の駅には喫煙所もあるんですね。
そして喜多方着(12時22分)
浅草から6時間2分
時刻表も小さい。
喜多方駅は雪がちらついていました。
駅前通りをまっすぐ行って、今回の目的の一つである喜多方ラーメンを食す。
1時間前にそばを食べた気がするけど、関係ない。
この間も外は積もらない雪が吹雪いているので、小一時間ほどして駅に戻る。
喜多方駅の路線図。
やはり関東の駅はない。
ホームには除雪機が常備。
いったいどれだけホームに雪が積もるのだろうか。
まあ、こんな状況ですからねぇ。
でもこの日の雪質だと積もりそうもなかった。
さて、13時46分発の会津若松行きに乗車します。
いよいよ折り返しで浅草方面に向かいます。
休みなのに学生がけっこう乗車する。
しかも男女仲が良い。
みんな家族みたいなものなのかなぁ。
さて、14時1分に会津若松駅に到着し、トロッコ会津浪漫森号14時12分発に乗車。
トロッコ列車は3両編成で「御座敷列車」「トロッコ列車」「展望列車」の3両で1編成となっています。
こちらは御座敷列車。
そんで、こちらは展望列車側。
展望列車は最後尾がこうなってる。
他はじゃっかん高さがある位置に席がある。
この特等席からの眺めはこんな感じ。。。。
子どもは喜ぶね~♪
真ん中のトロッコ車両は、畜光ステッカーがあって、トンネルにはいるとこんな感じ。
プロジェクターでちょっとした映像も流している。
トンネル前に車掌さんがアナウンスで教えてくれるんだけど、
「まもなくトロッコ車両で何かがおこります~、何かがおこります~、ぜひご覧ください~」
って、なんともわらってしまうアナウンスでした。
湯野上温泉ですれ違いのため10分停車(14時31分着)
湯野上温泉駅はかやぶき屋根の駅舎なんですね。
いちいち風情のある駅でしたわ。
ちなみに、湯野上温泉には無料の河原露天風呂があります。
風呂好きの私も雪山帰りに利用したことあり、あのころは全国の秘湯をまわったなぁと同僚と話しをしました。
湯野上温泉の河原露天風呂はこちら↓
さて、会津田島駅に到着しました(15時29分)
16時発の区間快速浅草行きまで時間があるので、周辺散策。
駅なかのストーブ。
雪国って感じです。
会津田島駅にはなんとSLが展示してあるのです!
ただ、冬はブルーシートかぶっていて機関車が全然見えない。。。汗
さて会津田島駅16時発の区間快速浅草駅に乗車し、鬼怒川公園駅を目指します。
途中、すれちがい電車の遅延で10分停車。
会津高原尾瀬口のホームは雪が凍ってカチンコチン。
さて、鬼怒川公園駅につきました(17時9分)
路線図も浅草までよゆーで書いてあります。
鬼怒川公園駅の上にある岩風呂に入ります。
駅から徒歩5分です。
鬼怒川公園岩風呂はこちら↓
ちょうど柚子湯で最高でした♪
まぁここも入ったことあるんですけどね、でも安くて気楽にはいれて、
なにより地元のおっちゃんたちと話しこめるから、宿の風呂よりも好きなんだよね~♪
鉄道は同僚、呑み・温泉は私が情報提供するってかんじで、うまく役割分担ができている旅です。
1時間弱の入浴で、鬼怒川公園駅(18時14分発)に乗車し、鬼怒川温泉駅で18時26分発のスペーシアに乗り込み浅草に20時35分に到着!
浅草6時20分に出発して14時間15分の旅でした。
にしても、ほんと東武線浅草駅はカーブがきつくて、車両同士がぶつかりそうだね。
天井もスレスレ。うひゃ~。
そーいえば、この写真にあるポスター「スノーパル23:55」ってスキーツアー列車なんだってね。
昔は新宿からも出ていたなぁ、なんだっけ、シュプール号だっけ?
青春時代なつかしいわい。
社会人になったばっかりのころまであったっけ。
まあ時代の流れの中で、私鉄がスキーツアー列車を運行し続けるってのもすごいね。
東武鉄道はがんばってるわ。
さて、せっかく浅草に同僚といるので、日帰り旅行の打ち上げでもしようということで、まずは浅草散策。
雷門(うしろから)
商店街。
もう門松飾ってました。
そして、打ち上げは神谷バー!
もちろん電気ブランです( ´艸`)
満席で偶然1卓だけ開いていて、旅の無事を感謝して乾杯!
同僚と旅をすると移動中は常にお酒を飲んでいるのに、打ち上げってのものおつですな♪
あとは無事に帰宅しておしまい。
なお、スペーシアの中でビールセットを買ったらクリアファイルもらった。
しかもビールセットを3回も頼んだから3枚も・・・笑
改めて東武鉄道の路線の長さに驚いた旅でした。
この旅でもNikon1J2は活躍してくれました。
消音とAFの早さでデジカメ感覚で気軽にパシャパシャ。
正月休みで実家でCANON EOSkiss Xiを触ったけど、とても私には持ち歩けないわ。
キレイで、しかも35mm換算の400mmズームが標準でついていたのはうらやましかったけど、AFの早さと手軽さを重要視している私にはキツイ。
夜間でもAFが効く明るいレンズがほしいなぁ。
追記(2016年11月8日)
toyokeizai.net26年ぶりの新型特急「リバティ」。最大の特徴は、3両編成を一単位として連結・切り離しを自在に行える構造ということで、この早朝便と同じみたいですね。
フリーパス+特急料金だとおもうので、ダイヤ編成で早朝の
6時20分発の快速 東武日光・会津田島行きが無くならない限りは
早朝の快速を使った方がお得ですね。
つくばエクスプレスのフリーパスはこちら
nikon1j2dejicame.hatenablog.com